仕事服をどう選ぶかで女性の成功率は変化する!好印象を与える装いとは?

 
女性の仕事服ってどう選べば良いの
お客様に好印象を与える仕事服ってどういうの?
と、悩む女性はとても多いです。
 
 
こんにちは。
好印象プロデューサーの原田眞里です。
 
仕事で着る服と、普段に着る服は違いますよね。
普段に着る服は自分の好き嫌いで選べば良いですが
仕事となると、何を基準に選ぶべきか?それが分からず迷いますね。
 
仕事と言っても職種は様々です。
営業、接客、事務、クリエイティブ系から講師、コンサルタント・・・色々です。
 
でもどんな職種であれ、成功している人に共通して見て取れるのは、
装い全体の好印象に気を配っているということです。
 
 
今日は、それぞれの仕事の内容に相応しい装いの選び方について、
色使いや体型カバーまでを含めて具体的にお話しします。
 
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【目 次】
1.ファッションと服装術の違い
2.好印象な仕事服
 *あなたは何やさんか、服装で伝わりますか?
 *信頼感、安心感、誠実さがある
 *装い全体の調和がとれている
3.残念象な仕事服
 *セクシーさが目立つ
 *カジュアルすぎる
 *ヨレヨレ、ペラペラ、ハデハデ
4.好印象な仕事服から得られるメリット
 *自信が持てる
 *仕事がうまく行く
 *恋愛もうまく行く
5.オフィスで好印象を与える仕事服
 *25歳~35歳
 *35歳~45歳
 *45歳~定年
6.職種で異なる相応しい服装
 *コーチ、コンサルタント、講師
 *お教室の先生
 *営業職、接客業
7.アイテムごとの好印象な服装術
 *ジャケット
 *インナー、トップス
 *スカート
 *パンツ
 *ワンピース
 *アウター
8.服装以外で気を付けたいこと
 *ヘアメイク
 *ネイル
 *アクセサリー
 *シューズ
 *香り
9.好印象を与える色の使い方
 *色の持つパワーを知る
 *色のパワーの活かし方
10.体型コンプレックスとの上手な付き合い方
 *目くらまし術を使う
 *体型お悩み別解決方法
11.まとめ
 
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1.ファッションと服装術の違い

仕事服を選び始める前に、ひとつ明確にしておきたい重要なことがあります。
 

「服装術」って聞いたことありますか?

これは私の造語ですが、一般的に使われる「ファッション」と
違いを明確にするために使っています。
 
実は「ファッション」と「服装術」には大きな違いがあります。
 
「ファッション」は、自分が好きなもの。自分が楽しむためのものです。
 
「服装術」は、相手(お客様)のためのものです。
相手を尊重するためのマナーでもありますし、何より
自分をどう印象付けるべきか戦略的に考える戦術なのです。
 
なので、仕事服はファッションとは違うということ。
似て非なるものなのです。
仕事で成功する人は、この違いをちゃんと心得ています。
 
 

2.好印象な仕事服

仕事服は自分を印象付けるための戦略の一つです。
そのためには、相手に好印象を与えることが重要です。
まずは好感を持って頂かないことには、話を聞いて頂けないからですね。
では好印象な仕事服とはどのようなものかをご説明します。
 
 

■あなたは何やさんか、服装で伝わりますか?

例えばビジネス交流会や勉強会などにおいて、名刺交換されますよね。
 
その時、相手の方があなたの名刺にある仕事の肩書を見て
あ~、そんな雰囲気をお持ちですね」とか
やはりこういうお仕事なんですね」とか言われた経験はありますか?
 
それとも「へぇ~、全然違う雰囲気ですね」とか
見た感じと違いますね・・・」と言われたことがあるでしょうか?
 
分かりやすくするために、具体例を挙げてみます。
 
例えば
相手の名刺にある肩書が「投資アドバイザー」とある場合。
 
このように仕立ての良いスーツを堂々と、颯爽と着こなしていれば
「あ~、そんな雰囲気をお持ちですね」となります。
 
でもいくら流行りのモードでも、シワシワT-シャツに穴あきデニムという装いでは
「見た感じと違いますね・・・」となりませんか?
 
 
 
この人が、今時メディアのクリエイティブデザイナーなら
逆に「あ~、そんな雰囲気ですね」ですが、
投資アドバイザーの選ぶべき服装ではありませんよね。
 
相手に違和感を与えてしまっては意味がありません。
このように、パッと見て相手に伝わるように
あなたの職種や仕事内容に相応しい装いを心がけることが大切です。
 
 
 

■信頼感、安心感、誠実さがある

仕事で成功するために必要な、相手に与えたい基本的なイメージは
「信頼感」「安心感」「誠実さ」ではないでしょうか。
 
話を聞いて頂くために、まずは相手の目に留まる、そして
好印象を持って頂く覚えて頂く思い出して頂く・・・
ことが重要となります。
 
人はそもそも「信頼感」「安心感」「誠実さ」を感じられない人に
仕事上で興味を持つとは考えられません。
服装でこれらのイメージを表現するには、下記の事に気を付けて下さい。
 
 
*清潔感があること
服装において清潔感は基本中の基本です。
たとえ高級なスーツでも、袖口が黒ずんでいたり、
着古したようなシミがあったりすると清潔感に欠け
「配慮が行き届かない人」と見られますので注意しましょう。
 
 
 
*年齢相応、立場相応であること
20代前半の新人なのに、インポートの新品高級服に身を包んでいる場合。
これは年齢や立場相応とは言い難く、違和感、不信感を与える要因ともなり得ます。
相手の立場、相手との関係を考慮して、控えめに演出することも大切です。
 
 
*バランスが取れていること
服が自分の体型に合っているか?サイズ感や着丈、袖丈などに気を配りましょう。
上着とボトムとのバランスはどうか?色使いはどうか?
見た目のバランス感覚が良い人は、安心感を与えます。
画像を見比べると一目瞭然ですね。
 
(バランスが良い)   (上着が大きく、インナーとボトムが小さい)
 
 
 
 
*派手すぎないこと
仕事の種類、内容によっては派手であることも必要な場合もありますが
やたらに派手、華美な服装から、誠実さを感じ取ることはできません。
「自己主張の強い人」という印象を与えますので、ほどほどを心がけて下さい。
 
 
*安っぽくないこと
仕事でも恋愛でも「自分を安売りするな」とは良く言いますね。
信頼感を得るためには、安っぽい素材や仕立ての服は避けましょう。
安価な服を2枚買うより、ちゃんとしたものを1枚買う事をお勧めします。
 
 

■装い全体の調和がとれている

 

装いとは服だけではありません

合わせるアクセサリー小物にシューズやバック。
そしてヘアメイクまで含めての全てが装いであり、
相手はそれら全てから印象を受け取ります。
 
なので装い全体がバランスよく調和していることが望ましいです。
服だけパリッとしていても、バックがボロボロ、シューズがペタペタ
ノーメイクにパサパサ髪・・・では話になりませんよね。
 
そして本当の好印象は「装いだけが調和していれば良い」というものではないのです。
 
笑顔を基本とした表情、姿勢、身のこなし。
話し方、聴き方と言ったコミュニケーションの取り方。
そして周りに対する配慮や気遣い・・・
それら全てが大切なのです。
 
相手に自分をどのように印象付けたいのか?
戦略として全てをとらえて、様々な角度から磨いて行くことが必要です。
 
 
 

3.残念象な仕事服

好印象とは逆に、仕事で残念な印象の服装とはどのようなものでしょう?
一言で言うと、「服装術」を理解していない「ファッション」だったり
みだしなみに配慮が欠ける服装です。
 
 

■セクシーさが目立つ

 
下着が透けて見えるようなスケスケの素材。
胸の谷間がくっきり見えるような大胆なカット。
超ミニのスカートやヒップラインピタピタのパンツ・・・
 
デートの場や、自分が楽しむ「ファッション」であればかまいませんが、
これらは仕事の場において、相応しい服装とは到底言えませんよね。
 
女性を売る場ではなく、商品を売るのが目的ですから。
女性である前に、人間としてのあなたの能力や扱う商品、サービスを
認めて頂かないことには成功はおぼつきません。
 
女性としての柔らかさ、明るさはしっかり演出しながらも
女性を前面に出しすぎない、上手な引き算ができてこその好印象です。
こういう匙加減も、成功者の能力のうちと言えるのかも知れません。
 
 

■カジュアルすぎる

扱う商品やサービスが「カジュアル」「リラックス」を目的としたものであるならば
あなたの仕事着はカジュアルでも構いません。
 
ただ、カジュアル過ぎる・・・のはいかがなものでしょう?
どんなに「カジュアルでリラックス」したイメージの商品、サービスであっても
利用して頂くことを訴求するには、やはり信頼感が必要ですよね。
 
例えば、T-シャツに穴あきデニム+スニーカー。羽織るのはカットソーのパーカー。
これではあまりに普段着です。
 
お客様に敬意を表する意味でも、ある程度の「きちんと感」を表現しましょう。
 
同じカットソーでもT-シャツではなく、デザイントップスにする。
デニムではなく、カジュアルなパンツにする。
羽織るのはパーカーではなく、品の良いニットにする・・・など
アイテムや素材感の変更で、きちんと感のあるカジュアルは作れます
 
 

■ヨレヨレ、ペラペラ、ハデハデ

アイロンのかかっていないヨレヨレの服。
いかにも安っぽいペラペラな素材感。
印象に残ろうとしてか?やたらにハデハデな色使い。
ケバケバなヘアメイクやネイル。
皮の色もハゲハゲで磨かれていない、カカトのすり減ったシューズ。
しかもお行儀も悪い・・・
 
 
これらは印象戦略以前の問題。
身だしなみの配慮に欠けた、とても残念なケースです。
 
自分自身の身だしなみに気を配らない人が、
どうやってお客様に気を配れると言うのでしょう?
 
安心感どころか、与えるのは不安感です。
 
自分の見せ方一つで扱う商品のグレードも決まってしまいます。
立派な感じの好印象な人が扱う商品は立派に見えます。
貧相で残念象な人が扱う商品は、やはりそれなりに見えてしまいます。
 
「なかなか良さそうな商品ですね!」と言っていただくためにも
まずは自分自身の身だしなみをチェックしましょう。
 
 
 

4.好印象な仕事服から得られるメリット

自分の仕事に相応しい装いを選ぶようになると、好印象のスパイラルにはまり
様々なことがうまく行くようになるケースが非常に多いです。
 
 

自信が持てる

服装術で選んだ、自分の仕事に相応しい服に身を包むと
身が引き締まる思いがします。
装いに気が入るからです。
 
おのずと身だしなみもきちんとしようと思います。
鏡の中の自分を見て「なかなか良い感じ。仕事が取れるかも!」
と内側からわいてくるものがあります。
 
あなたもきっと経験した事があると思いますが
女性は特に、装いやヘアメイクなどの見た目を整えると
「あれ?こんなに変われるんだ!私まだまだイケるかも♪」
と、内側に変化が起こりますよね。
 
それが自信につながるのです。
 
知識や経験、そして質の高い技術を身につけて
それを自分の自信とするにはある程度の時間が必要となります。
でも仕事服は、自分に相応しいものを選びさえすれば
好印象な外見で、速攻、自信が持てるようになるのです。
 
 

仕事がうまく行く

自分に相応しい仕事服で好印象に自信が持てれば、
勇気がわいて、次の一歩が踏み出せますよね?
行動できるようになる!ここが大事なところです。
 
今までは自信がなくて控えめだったり、遠慮がちだったかもしれませんが
積極的に人前で話をする、お客様と商談をするなど
チャレンジする勇気が湧いてきます。
すると自然と仕事が上手く行くようになるのです。
 
お客様や生徒さん達は、好印象なあなたに親しみを覚え
堂々と自信に満ちたあなたの態度や話の内容に、信頼感を抱くでしょう。
すると「同じサービスなら、この人にお願いしようかな」
「誰から買っても同じ商品なら、この人から買おうかな」
と、仕事の成約につながるケースが増えてくるのです。
 
好印象のスパイラルは、
このようにあなたの目標達成へ、望む成功へとつながって行きます。
 
 

恋愛もうまく行く

 

好印象で自分に自信が持て、仕事がうまく行くようになると
相乗効果でプライベートも充実してくることが良くあります。
 
あなたが今、もし婚活中であるならば、
恋愛がうまく行くことは大いにある、と言えるでしょう。
 
自信にあふれた明るい笑顔や前向きな会話は、相手の印象に残ります。

印象に残れば「感じ良い女性だったな♪」と

デートのお誘いがあると考えられますよね。
 
まずは相手の印象に残ること。それが大事なのです。
実際、仕事も恋愛も服選びのポイントはさほど変わりません。
 
意中の人に自分をどのように印象付けたいのか?
それを大切に、服選びをしてみて下さいね。
そこから次のデートへとつながって行きますから。
好印象のスパイラルは、あなたの望む幸せへとつながって行きます。
 
 
 

5.オフィスで好印象を与える仕事服

ファッションに年齢相応な着こなしがあるように、オフィスウェアにもそれはあります。
もちろん、年齢と言う「数字」だけで区別するべきではありませんが
お客様、取引先をはじめ、オフィスという場で周りに違和感を与えないためにも、
意識的に表現するべき印象として年齢的に相応しいものを選びましょう。
 
 

■25歳~35歳

この年代には若さという輝きがあります。30歳を過ぎたとたんに変化する人もいますが
一般的に言って、瑞々しい若々しさがあります。
 
お客様の中には「若い担当者だな。大丈夫かな?」との印象を持つ場合もあり得ます。
なので装いキーワードは【潔い信頼感】です。
 
 
仕事服としては清潔感を大切に、シンプルなものを選びましょう。
リボンやフリルで装飾過多にならないことが重要です。
 
なぜなら、自分では可愛いと思ってもフリフリ、フワフワしたものを着用すると、
仕事服においては子供っぽく、幼稚に見えるからです。
他に避けたいのはキャラクターものの小物やバック、サンダルなどです。
 
シンプルでスッキリしたラインの、大人っぽい雰囲気の服の方が
「仕事ができそう」「信頼できそう」な印象を与えます。
 
基本色はグレー、紺、黒、オフ白と言った無彩色を基本に考え、
淡いピンク、ブルー、クリーム、ラベンダーと言った
パステルカラーを差し色に使うと効果的です。
 
鮮やかな原色を広い面積で使うとクドイ印象を与えかねません。
「若さという輝き」が充分にありますから
特に仕事において、余計な装飾や華美な色使いは必要ないのです。
 
 

■35歳~45歳

35歳は女性にとって、様々な意味での曲がり角です。
基本的にこの辺りから基礎代謝が落ちてきます。基礎代謝が落ちると
贅肉が付きやすくなる、お肌がくすみやすくなる、姿勢が悪くなる・・・
などの症状がでます。
 
でも、若い人にはない落ち着き感がありますし、キャリアを積んだ信頼感、頼りがい、
といった雰囲気は自然にかもし出される年代であり、お客様もそれを感じます。
なので装いキーワードは【任せられる安心感】です。
 
 
仕事服としてはグレード感が重要です。品質の良いものを選ぶようにしましょう。
ペラペラした素材、安っぽい仕立ての服は「いい加減な人」に見えてしまいます。
ある程度の張り感のある素材、キチンと仕立てた服は「この人なら任せられる」
との印象を与えます。
 
残念ながら「若さという輝き」にはもう頼れませんが、
それを補うために、品の良い光沢感のある素材をお勧めします。
例えばシルク、サテン、ほど良いラメ入りのニットなどです。
スーツもやや光沢感があり、張り感のある素材を選ぶとグレード感を表現できます。
 
全体が硬くなり過ぎないように、ややカジュアルな小物アクセサリーなどを使って
遊び心のある親しみやすさも表現しましょう。
 
避けたいのは膝が見えるミニ丈ボトム。子供っぽいシルエットのトップスなどです。
 
基本色はベージュ系、オフ白、紺、黒を中心に考え、
明るめの色や柄を、ポイントとして使うと華やかさがプラスされて効果的です。
中途半端なグレーは老けて見える場合がありますので、あまりお勧めしません。
 
 

■45歳~定年

この年代で女性は更年期を迎えます。この辺りで
「オバサン化」して老けて見える人と、「憧れの先輩」としてより輝く人とに分かれます。
個人差はありますが、体型にもお肌にもかなりの変化が現れますので
老け見えしないように、明るく上品な印象を作りましょう。
 
落ち着いた安心感や信頼感の他に円熟味がプラスされ、余裕が感じられる年代でもあります。
お客様から「この人に任せておけば安心」と思われることは多いはずですので
さらに、かゆい所に手が届く、わがままを聞いてもらえる、何でも相談にのってもらえる
ということが可能な雰囲気を演出すると良いでしょう。
大先輩のキャリア女史という立場なので、
近寄りがたい、怖い印象を与えないように注意することも大事です。
装いキーワードは【寛容な親しみやすさ】です。
 
 
仕事服としては、上品でキチンとした中にもソフトな雰囲気がある事がポイントです。
動きやすく、また体型を程よくカバーする意味でも、
ニット、ジャージ素材などを中心としたソフトな素材感を取り入れると良いでしょう。
 
ただし、全身がソフト素材にならないように気を付けましょう。
例えば、しっかり素材のタイトスカートに柔らかいニット素材のジャケットを羽織る。
カッチリしたテーラードジャケットのインナーは、ジャージ素材のワンピース・・・
と言う具合に、ソフトな素材感はどこか1アイテムにします。
 
避けたいのは、ボディーラインが出すぎるシルエット。
安っぽいアクセサリーや小物使いです。
 
基本色ですが、黒、グレーはどうしても老けて見えるので避けたいところです。
紺、ベージュ系、オフホワイトに加え、グレーの代わりに淡いブルー、
黒の代わりにボルドー、ショコラ、と言った色味をお勧めします。
 
そして、華やかな色の力を借りることを遠慮しないで下さい。
やや派手に見えるくらいの色柄のスカーフなどを身に付けても大丈夫なだけの貫禄は
すでに備わっていますから。
もちろん使い方、使う面積などのバランスは考慮しますが
華やかな色をどこかに使う方がインパクトがあり、老け見えを避けることができます。
 
 
もう一つ重要なことは、お顔周りには決して暗い色を使わないことです。
アウターは暗い色でも、インナーは白の方がお顔は明るく見えます。
白をお顔の近くに使う事で、光を集めるレフ版効果が期待できますので。
 
この年代は、ヘアメイクを含めての装い全体が明るく見えるように
気を配ることが重要だということをお忘れなく。
 
 
 

.職種で異なる相応しい服装

まずはオフィスにおいて相応しい仕事服を、年代別にお話をしました。
ここからは起業家女性の方々の、それぞれの職種に相応しい服装について説明して行きます。
 
 

■コーチ、コンサルタント、講師

コーチ、コンサルタント、講師の方々の仕事は、
クライアントが望む目標達成のために、教育者の立場から指導する
というスタンスです。
 
ビジネスコーチ、資産運用コンサルタント、各種セミナー講師・・・
実に様々な分野があります。
 
クライアントは「何とか自分の目標を達成したい」という想いがあって
依頼するに相応しい、能力のある人を探します。
 
ですので、表現するべきは「信頼感」「誠実さ」です。
「この人にお任せすれば大丈夫そう!」なイメージを仕事服で表現します。
 
服種はスーツを基本に考えると間違いはありません。
素材、仕立て共にクオリティの高いものを選びたいですね。
仕事の内容、グレード、クライアントのレベルなどによって
きちんと上下揃いのスーツが相応しいか、堅苦しさを避けるためにあえて揃えないか、
等々を検討しましょう。
 
堅苦しさを避けたい、柔らかさを表現したい場合は、ワンピースにジャケットもアリです。
黒、濃紺のスーツは重厚な感じ。
ベージュ、グレー系はソフトな感じになります。
夏は白も良いでしょう。
 
合わせるインナーは極力シンプルに。
本物のジュエリーをさりげなく使う事でグレード感を表現しましょう。
 
 
 

■お教室の先生

 
お教室の先生、サロンを主宰する方々の仕事は
生徒さん方に楽しさ、快適さを伝える。生活情報をシェアする
というスタンスです。
 
英語のティーチャー、お料理の先生、美と健康のサロネーゼ・・・
など、主に女性と子供を対象にした分野が多いでしょう。
 
生徒さん方は「生活を豊かで楽しく幸せなものにしたい」という想いがあって
自分の理想となる先生を探します。
 
ですので、表現するべきは親しみやすさ」「安心感」そして「憧れ」です。
「この先生に習えば自分もステキになれそう♪」なイメージを表現します。
 
服種はお教室の内容、ターゲットとなる生徒さんに応じて考えますが
基本的にニット、カットソーなどの柔らかめの素材感を中心に
ワンピースやトップ&ボトム単品のコーディネートが相応しいでしょう。
 
堅苦しさを避ける意味でもカジュアルな装いが相応しいですが、
あまり普段着すぎるものは、生活感が出ますので避けましょう。
「きれい目カジュアル」を意識してください。
 
生徒さん達が憧れる先生としてオシャレ感、こなれ感を表現することがポイントです。
安心感を与えるパステルカラーやニュートラルで優しい色目に
アクセントとして、華やかさのある色柄を添えると良いでしょう。
 
 
 

■営業職、接客業

 
営業職、接客業の方々の仕事は、
お客様の生活をより豊かに、便利に、快適にするための提案をする
というスタンスです。
 
保険、住まい、車、宝飾、旅行などの各種イベント・・・等々
 
内容は多岐にわたりますが、同じ商品やサービスを扱う同業者がいるので
お客様は「同じものをどうせ買うなら気に入った人から」と思う場合が多いです。
ですので、表現するべきは「誠実さ」「親しみやすさ」です。
 
企業と契約されておられる場合、服種は企業イメージに沿ったものであるべきです。
企業の一員として、イメージを損なわない範囲で自分らしさをアピールできると良いですね。
 
職種にもよりますが、スーツを基本に考えると良いでしょう。
その場合、堅苦しくなりすぎないことがポイントです。
そういう意味でも、必ずしも上下揃いである必要はなく、
ジャケット&ボトムというセットアップも良いでしょう。
 
親しみやすさ、柔らかさを表現するために、
インナーには、シンプルでもソフトな雰囲気のブラウスや、
装飾のないカットソートップをお勧めします。
 
他社スタッフとの違いを表現するためには、華美にならない程度に
ペンダントやスカーフなどのアクセサリー小物を使うのも良いでしょう。
お客様に「距離感」「堅苦しさ」を与えるのは基本的に避けたいですね。
 
 
 

7.アイテムごとの好印象な服装術

ここまで、職種に応じて、そして年代に応じて表現するに相応しい印象と
選ぶべき装いについてお話をしてきました。
次に、アイテム別に見た服の選び方、組み合わせ方を具体的にお話しします。 
 
あ、まずその前に!
仕事の業績を上げたいのなら、お客様を増やしたいのなら、
必ず実物を見て試着して、全身を鏡に映してチェックしましょうね。
 



ジャケット

ジャケットは品格を表す重要なアイテムですので、
試着して、必ずショップスタッフ又は専門家に見てもらいましょう。
襟付きのテーラード、衿なし、シャネルタイプなど人によって似合うものは異なります。
 
 
まずジャケット選びのポイントは肩幅でサイズを確認することです。
平均的な体型であれば、肩幅が合えばバスト、ウエスト、着丈も問題ないはずです。
 
スーツの場合は特にサイズ感、シルエットが重要ですので
必要に応じてお直しをします。
着用した時に不要なシワがでる場合は部分的に調整し、
袖丈、上着丈は特に最適なバランスになるようにしましょう。
 
素材は季節によっても適するものは異なってきますが、基本的に言うと
 *薄手ウールはグレード感、フォーマル感共に高く、
 *ポリエステルなどの合繊は、ややグレード感が劣り
 *綿などの天然素材はカジュアル感が強くなります。
 
最近はクールビズの影響もあるので、周囲とのバランスも考慮して
オフィスの雰囲気や立場に応じたものを選ぶようにしてください。
 
 
 

インナー、トップス

インナー、トップスは大きく分けると「襟付きシャツ」「ブラウス」「カットソー&ニット」の3種類があります。
 
 
 
男性と違って女性は、組み合わせるインナー、トップスで雰囲気が大きく変わります。
 *襟付きシャツはクールで颯爽とした感じ。
 *ブラウスは女性らしく優しい雰囲気。
 *カットソーは親しみやすくて軽快・・・と言った具合です。
 
スーツ1セットに対して、インナーは3枚が基本的な考え方です。
上記の3種類を1枚づつでも良いですし、襟付きシャツを3枚でも良いですね。
 
その場合は①定番の白シャツ ②淡いピンクなどのパステルカラー ③ストライプ柄
などとバリエーションを持たせると、さらに違った雰囲気が楽しめます。
 
インナーのサイズはバスト寸を確認しましょう。
特に前ボタン開きのデザインで気を付けたいですね。
バストが大きい方の場合、身頃のサイズが合わずにボタンが閉めづらくなります。
ワンサイズ上の号数にするか、ストレッチの効いた素材を選ぶなど、試着して確認してください。
 
また購入する際は、インナーとのバランスを確認するためジャケット持参をおススメします。
 
 

■スカート

シルエットは大きく分けて「スリム」と「ボリューム」がありますが、
スリムタイプの方がデキル印象です。
代表的なのがタイトスカートですね。
タイトスカートは膝が半分ほど隠れる程度の着丈が、バランス的に一番きれいです。
 
 (スリム)     (ボリューム)
 
 
サイズ選びのポイントはヒップ寸です。
立つ時にピッタリのサイズは、座った時にパツパツになることが多いです。
ほど良くゆとりのあるサイズを選びましょう。
 
ボリュームタイプにはフレアー、タック、プリーツなどがあります。
仕事服なのでボリュームのありすぎるものは避けたいですね。
やはりヒップ寸法がポイントになります。
 
ヒップが大きいの方の場合、広がって見えすぎないかどうかチェックして下さい。
 
この手のスカートは丈が短いと子供っぽく見えますので、やや長めを選びます。
その場合に合わせるジャケットは、短めの方がバランス良く見えます。
 
 

■パンツ

スカートと同じように、「スリムタイプ」と「ワイドタイプ」があります。
パンツは特にヒップのシルエットが重要です。
スキニーなどのタイト過ぎるシルエット、ヒップラインが出すぎるものは避けます。
必ず試着をして、ヒップラインの見え方を確認してください。
 
 
 
シルエットはスリムの方がスポーティーな雰囲気。
今流行りのワイドパンツは、エレガントでこなれた感じがします。
 
比較的ヒップが小さい方、ヒップの形が良い方はスリムタイプも綺麗に着こなせるでしょう。
比較的ヒップが大きい方、太ももが張っている方にはワイドパンツをお勧めします。
 
またパンツ丈も重要です。
シューズに合わせて、パンツ丈はお直しで調整しましょう。
いづれも、合わせるトップスやジャケットとのバランスを確認して下さい。
 
パンツは座った時にできる、膝や足の付け根などのシワが気になりますので
ポリエステルなど、合繊でシワになりにくい素材を選ぶのも賢い選択です。
仕事の内容に応じて検討して下さい。
 
 
 

■ワンピース

ワンピースには様々なタイプがありますが、
仕事服として1枚持っていると大変役に立つものがあります。
それは Little Black Dress です。
 
シンプルでコンパクトな黒いワンピースを意味します。
アメリカの女性なら誰もが持っている、使い勝手の良い黒い一着です。
 
羽織るアイテムや、組み合わせるアクセサリー小物などで自在に変化を付けて
それこそ仕事からデートまで様々なシーンに応用できます。
 
素材は一年中使えるポリエステルなどの合繊がお勧めです。
光沢感のないごくオーソドックスな黒であれば、それこそ急な不祝儀にも通用します。
気に入ったものを見つけたら、入手しておくと便利ですよ。
 
 

アウター

春先や秋にお勧めなのはトレンチコートです。
取り外しのできるライナーが付いているタイプであれば、冬でも使えます。
キチンとした印象なのでスーツとの相性も良く、仕事服として相応しいアウターと言えます。
 
一番使いやすいのは、ベージュ系、紺系でスカートが隠れるくらいの普通丈のものですが
パンツスタイルの場合は、ショート丈も良いでしょう。
 
真冬にはウール、もしくは中綿入りのコートが必要ですね。
ウールであれば、ごくオーソドックスなチェスタータイプ。
中綿入りは、カジュアル過ぎないものを選ぶようにしてください。
ダッフルコートはカジュアルな印象を与えるので避けましょう
 
トレンチコートも、真冬のコートもスーツの上に着るものとして、
サイズ感に気を付けて選んで下さい。
 
 
 
 

服装以外で気を付けたいこと

ヘアメイク

 
ヘアメイクは服装に準じて整えましょう。
ハデすぎるのは避けるべきですが、気を遣わな過ぎは相手に対して失礼です。
 
髪に関して言うと、全くケアされていないパサパサの乾燥髪。
白髪染めが途中放棄された段々染め。ブリーチしすぎの白茶けた髪・・・
「一体、どんな生活態度なんだろう?」と不信感を抱かれることもあり得ます。
 
髪型に関して言うと、ゴージャスすぎる巻き髪や盛り髪。
逆毛を立てすぎて大きく膨らんだ髪は「夜はどこかのお店に出てるのかな?」
と思わせてしまいます。
 
ロングヘアならまとめる。セミロングならアイロンで毛先を揃えるなどして
自然な感じに整えましょう。
 
 
 
メイクも同じです。いくら美人でもスッピンは裸と同じ。
相手の方へのエチケットと心得て、ナチュラルメイクを心がけましょう。
ケバケバ、コテコテの塗りすぎメイクは逆効果です。
 
 

ネイル

やたらに立体装飾が施されたネイルアートは、ファッションとして楽しむには結構ですが
仕事の場において果たして効果的でしょうか?
程度問題を考えたいですね。
下の2タイプを比較しても分かりますよね。
 
(装飾過多、派手な色使い)(肌馴染み良く控えめ)
 
 
右の画像のように、肌なじみの良い色で整えられたネイルであれば
指先まで神経を配っている、との好印象を与えますが、
左のように強い色使い、行き過ぎた装飾やバランスは
「仕事はするけど家事はやらない人なのかな」と思われることもあり得ます。
 
信頼感、安心感、誠実さ・・・を表現するならどのようなネイルが相応しいか?
それを頭に入れたネイルケアを心がけて下さい。
 
 

アクセサリー

 
リング、ブレスレット、時計、ネックレス、ペンダント、イアリング、
ピンブローチ、スカーフ、ベルト等々・・・
女性は色々なアクセサリー小物で装いに変化を付けることができます。
 
似たような装いの人達の中に在っても、アクセサリーを効果的に使えれば
魅力的に見え、好印象を残すことができます。
 
ただ色やデザインが派手なもの、やたらにギラギラ光るもの、着けすぎは逆効果です。
あくまでも服装戦略の一環として、仕事服に花を添えるもの
と言うスタンスで考えると失敗はないでしょう。
このように、シンプルで上品なものをさりげなく使うと効果的です。
 
 
 
本物の宝飾品を身に着けるのはかまいませんが
お客様に「偉そう」「上から目線」と思わせることがないように注意するべきです。
お客様を立てる、というスタンスは基本です。
 
 

シューズ

シューズで一番気を配りたいのはカカトのすり減りです。
以前、ローヒールのカカトの黒いゴム部分がすり減りすぎて?
ヒールの皮がめくれ上がっているシューズを履いている、若い女性を目撃しました。
 
こんな靴を履いていて、カツカツ音はするし歩きにくいだろうし・・・
ナゼこのままにしているのか?
あまりの無神経さに驚いた経験があります。
 
服装がきちんとしていても、シューズがこうでは残念象です。
「オシャレは足元から」とは良く言いますが、
人のグレードは、意外とシューズに表れるものでもあるのです。
どんなシューズもきちんと磨き、カカトのすり減りには気を配りたいですね。
 
 
また高すぎるピンヒールは、仕事の場において相応しくありません。
仕事の内容、職場の環境に応じて、服装とのバランスを考えて選んで下さい。
 
装飾の少ないシンプルなデザインで、ヒールの高さは4~5cm程度の
歩きやすいものが脚も綺麗にバランスよく見えます。
色は黒を基本に考えると、急な不祝儀にも対応できます。
 
 

香り

香は「見えない印象」として、特に気を付けるべきものです。
と言うのも、人によって香の好みには大きな差があるからです。
自分では気に入っている良い香りも、他人の感覚では「変な臭い」ともなり得ます。
 
 
人と対面するときは、香水やオードトワレなどを付けすぎないようにしましょう。
また口臭や汗などの体臭、タバコ、洗濯の生乾きの臭いなども
気になるものの一つです。
 
自分では気を使っていても、居酒屋さん、焼肉屋さんなどでの煙は
臭いとなって残ります。
消臭スプレーは、家と職場の両方に常備しておくのも良い方法です。
 
せっかくの好印象が香りのために失敗することがないようにしたいですね。
 
 
 

9.好印象を与える色の使い方

ここまで、それぞれの職種に相応しい服装の具体的な選び方と、
服装以外で気を付けるべきことについてお話をしました。
ここからは、仕事服を選ぶ上で重要なポイントとなる色使いについて
お話を進めます。
 
 

■色の持つパワーを知る

見た目の中で一番印象にのこるもの、それはです。
 
こんな経験ありませんか?
交流会、勉強会などで知り合った人達と名刺交換すると思いますが
会が終わった後で、顔と名前が一致しない。仕事の内容を良く覚えていない。
 
けれど、赤いニットを着ていた人、とか
白いワンピースを着ていた人、とか色で覚えている事ってあると思います。
このように色は印象に残ります。
 
 
 
色とは本来「光」です。
光のエネルギーは波動となって空間を伝わり、それを色として私達は見ています。
色には意味がある、パワーがあると言われるのは
光のエネルギー波動だからです。
 
色によって波動の大きさが違うので、それぞれのパワーは異なります。
例えば・・・
「赤」は活性化
「青」は沈静化
「緑」は調和のパワーを持ちます。
「黄色」は希望
「オレンジ」は楽しさ
「紫」は成熟
「ピンク」は愛
「白・黒」はリセットのパワーです。
 
このように、色はそれぞれエネルギーパワーを持っているので
それを戦略的に服装に活かすと、さらに好印象度が上がるのです。
 
具体例を挙げながらご説明しましょう。
 
 

■色のパワーの活かし方

例えば男性の場合ですが、首脳陣はネクタイに活用しておられます。
 
 
トランプ米大統領は、赤いネクタイの比率がとても高いです。
「赤いネクタイ」で「リーダーシップ」を印象付けるのが狙いです。
 
オバマ前大統領は、青いネクタイの比率が高かったです。
印象付けようとしていたのは「誠実さ、思慮深さ」です。
 
日本の安倍総理はどうでしょう?普段は様々な色を使われますが
首脳会談となると、黄色系の比率が高いように思われます。
「黄色のネクタイ」で表現したいのは「希望に満ちた関係」でしょうか。
 
もしあなたが「相手と仲良くしたい」のであれば「ピンク」を。
「楽しい雰囲気を作りたい」なら「オレンジ」を。
「誠実さ、信頼感を与えたい」なら「青」を。
「調和のとれた癒しを表現したい」なら「緑」を。
「高級感、重厚感が欲しい」なら「黒」を・・・
装いの中に取り入れてみることをお勧めします。
 
基本的に、淡い色は相手に安心感を与えます。
明るい色は親しみやすさを与えます。
ビビッドなビタミンカラーは活力や楽しさを。
黒、濃紺と言った深い色は、落ち着きや信頼感を与えます。
 
このように、色は心理に影響を及ぼしますので上手に使ってみて下さいね。
 
 
 

10.体型コンプレックスとの上手な付き合い方

仕事において選ぶべき服装、表現するべきイメージ、使うと良い色使い。
ここまでお話しした事で、かなり明確になって来たのではないでしょうか?
それでも、やはり気になるのが体型的なこと・・・
という方は多いですね。
 
では最後に、体型コンプレックスをどうカバーするか?についてお話します。
 
 

■目くらまし術を使う

誰もが抱える体型的な悩みを解決するには、
視線をずらす、視線をはずす、という「目くらまし術」を使います。
 
 
もし太っているのが悩み?なら、
ダイエットして理想の体型に持って行くことは充分に可能です。
 
でも、顔が大きい、首が太くて短い、背が低い・・・など
調整が難しい部分ってありますよね。
そんなお悩みは視覚トリックで「目くらまし」をしましょう!
 
だまし絵ってありますよね。その感覚です。
これが上手に自分でコントロールできるようになると
仕事服は完璧! 自信満々のあなたができあがります。
 
では、私が今までに対応させて頂いたお悩みの中で
特に多いものを取り上げて、その「目くらまし方法」をお話しします。
 
 

■体型お悩み別解決方法

*太っている
太っていることや胸が大きいことを隠そうとして大き目の服を着ると、
よけいに大きな人に見えてしまいます。
こちらは大きめのコートを着た例です。ちょっと残念ですね。
 
 
このような場合は、色や柄を使って目くらましをします。
例えば、白っぽいインナーに黒や濃紺のアウターを羽織ることで
身体の中心に狭い面積のIラインを作り、そこに視線を集中させる。
縦ストライプで縦長のラインを強調するなどです。
 
 
いかがですか?スッキリ細く見えますよね!
 
 
*背が低い
背が低い場合は、なるべく視線を上の方に集めます。
例えば、インパクトのある巻き物をする。トップスに綺麗な色を使うなどです。
 
 
また、バスト下で切り替えがあるワンピースなどで、
下半身が長く見えるようにすると良いでしょう。
 
背が高くてお悩みの場合は、逆に視線を下の方に集めます。
ボトムに視線を集めるために濃色を使い、トップは淡色にします。
裾にデザインのあるスカートなども良いでしょう。
 
 
*首が太くて短い
デコルテはなるべく広く開いたもの、深めのV開きトップスを選びます。
 
スーツを着用する場合は、襟付きシャツよりも、
衿開きの広いカットソーがスッキリ見えるのでお勧めです。
ニットなどもVネックの深めのものは首が長く見えます。
ハイネックの着用はなるべく避けましょう。
 
 
*ポッコリお腹
スーツの場合はジャケットでお腹が隠れるので良いですが、
スカートはピタピタなタイトではなく、タック使いなど
ある程度お腹周りにゆとりのあるデザインシルエットのものを選びましょう。
 
ワンピースの場合は、お腹周りにドレープのあるカシュクールデザインのものだと
目立たずにカモフラージュできます。
 
 
*ヒップが大きい
大きいヒップをふんわりとカバーする、柔らかい雰囲気のスカートや
ワイドパンツ、キュロットがお勧めです。
 
 
ただし、張り感がある素材は大きく広がる恐れがあるので避けましょう。
ポイントは柔らかく、落ち感のある素材を選ぶことです。
 
また全体のバランスを取るためにも、トップスが小さくまとまりすぎないよう
ある程度ボリュームを持たせてヒップの大きさとの調和を考慮しましょう。
 
 
 

11.まとめ

ここまで、好印象を与える仕事服に関してお話をして来ましたが
仕事が上手く行くためには、いかに仕事服の選び方が重要か?
と言う事をお分かり頂けたのであれば嬉しいです。
最後にもう一度、確認のためにまとめてみます。
 
 
重要なのは、仕事服はファッションとは違う、ということでしたね。
お客様や生徒さん達に自分を印象付けるための服装戦略として考えます。
 
 
好印象な仕事服とは、
あなたが何やさんなのか、服装から伝わるものであり
信頼感、安心感、誠実さが表現されていると同時に、
装い全体の調和がとれているものです。
 
 
残念象な仕事服とは
セクシーさが目立つもの。カジュアルすぎるもの。ヨレヨレ、ペラペラ、ハデハデなと、
周りに対する配慮に欠けるものや、身だしなみが行き届いていない装いです。
 
 
好印象な仕事服から得られるメリットは
自信が持てる、仕事がうまく行く、恋愛もうまく行くなど多くがあげられます。
 
 
オフィスで相応しい服装は年代によって異なります。
*25歳~35歳:「潔い信頼感」をキーワードに
シンプルでスッキリしたラインの、大人っぽい雰囲気を作りましょう。
 
*35歳~45歳:「任せられる安心感」をキーワードに
グレード感を重視して、品質の良いものを選ぶようにしましょう。
 
*45歳~定年:「寛容な親しみやすさ」をキーワードに
上品でキチンとした中にもソフトな雰囲気を出すようにしましょう。
 
 
職種ごとに相応しい服装は異なります。
*コーチ、コンサルタント、講師の場合:
表現するべきは「信頼感」「誠実さ」であり、
服種はスーツを基本に考えると間違いはありません。
 
*お教室の先生の場合:表現するべきは「親しみやすさ」「安心感」であり
ニット、カットソーなどの柔らかめの素材感を中心に
ワンピースや単品のコーディネートが相応しいでしょう。
 
*営業職、接客業の場合:表現するべきは「誠実さ」「親しみやすさ」であり
仕事の内容にもよりますが、スーツを基本に考えると良いでしょう。
企業と契約しておられる場合、服種は企業イメージに沿ったものを選びます。
 
 
アイテムごとの好印象な服装術として
ジャケット、インナー、スカート、パンツ、ワンピース、アウター
それぞれのサイズ感や気を付けるべきポイントをお話しました。
 
 
服装以外で気を付けたいことは
派手なヘアメイク、装飾過多なネイル、アクセサリーの着けすぎ、
かかとのつぶれたシューズやピンヒール、香りのつけ過ぎなどです
 
 
好印象を与える色の使い方として
色の持つパワーと、その活かし方についてお話しました。
色は光の波動であり、色ごとに異なったエネルギーを持つということ。また
表現するべきイメージに応じて、色を使うと心理的も影響するので効果的です。
 
 
選ぶべき服装が分かっても、体型コンプレックスがある場合は
視線をはずす、ずらすという目くらまし方法を使う、と言うことで
体型お悩み別解決方法を最後にお話しました。
 
 
 
いかがですか?お役に立てましたか?
これらの内容を参考に、あなたに相応しい仕事服を選び
望む成功を手にして頂けると幸いです。
 
お読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
 

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