巻物を楽しむには最適な季節に向けて、好印象なオシャレを演出する
マフラー、ストール、ショール、スカーフについてお話しいたします。
こんにちは。
好印象プロデューサーの原田眞里です。
マフラー、ストール、ショール、スカーフ、それぞれどう違うのかな?
という方が多いと思います。
今回は、それぞれの違いと
効果的な使い方のポイントをご紹介いたします。
1.巻物4種類の違い
■マフラーとは?
首に巻く、細長い襟巻のことです。
主に防寒用に用いられ、毛糸を使用しているものが多いため、
生地も分厚く、冬に使うものです。
語で 「包む」「覆う」などの意味を持つ「muffle」から来ていると言われます。
男性でも女性でも、老いも若きも手軽に楽しめるアイテムですね。
■ストールとは?
防寒用に使用するという用途はマフラーと同じですが、
ストールは大判で、肩からかけることを主な目的に作られたものを指します。
基本的には正方形が多く、対角線で半分に折り、
女性は肩にかけるように作られています。
最近は長方形も多く、色柄ともに豊富です。
細長くたたんだり、軽くねじったりして巻き方も工夫できるので人気です。
男性にも使う人が増えていますね。
薄手の素材を使用したものが多く、冬だけでなく春や秋に使用できる
オシャレで便利なアイテムです。
またウール、ナイロン、コットンなど、
女性がパーティドレスに合わせて羽織るものも含まれます。
■ショールとは?
ストールよりもさらに大判サイズで、
肩に羽織る目的で作られたものです。
ストールとショールでは明確な違いはないようですが
大判でボリュームのあるものは
ショールとされることが多いようです。
四角形の場合は対角線で半分に折り、三角形の状態で使うのが一般的です。
基本的に、首に使用するものではなく、
肩にかけて、上半身の防寒用に使用することを目的としています。
和装のコート代わりに使われるものは大判なのでショールとなります。
■スカーフとは?
こちらは前者3つとは明らかに違い、防寒などの用途ではなく、
企業イメージの統一表現の為、又は
純粋に装飾目的で使用されます。
飛行機のCAさんが首に巻いているもの。
といえばイメージしやすいですね。
「ネッカチーフ」とも呼ばれ、制服の一部として使用されたりします。
英語で「首」を表すneckに、ハンカチを表すchiefが
組合わさった言葉ですね。
スカーフの素材はシルクが主ですが、
ポリエステルやウール、コットン、麻など、素材も豊富です。
形は正方形が多く、折り方や巻き方を
上手に工夫してオシャレな演出ができます。
以上が4種類の巻物の違いとなります。
2.効果的な使い方
巻物がお洒落を演出するアイテムとして特に注目される理由は、
何と言っても色柄の種類が豊富だからです。
ウェアーはシンプル&ベーシックでも、
装いのアクセントとして変化を持たせるには
巻物はインパクトもあり、最強アイテムと言えるでしょう。
その巻き物を使う時のポイントについてお話します。
って耳にしたことありませんか?
これは布の地の目に対して斜めに使う事を言います。
地の目を通して裁断すると、きちんとした印象に仕上がります。
端っこの一角から、斜めに吊り下げる形で取って巻くのとでは(右)
地の目を通して折るのと(左)
バイアスに折って使うのとでは(右)ソフトさが違いませんか?
巻き物は、お顔の一番近くに位置づくアイテムですので
ご自分の顔色がキレイに見える色や質感のものを選びたいですね!
*どんな使い方が相応しいか?
*どんな素材使いが良いか?
*どんな色使いが好ましいか?
オケージョンに応じて、色々と使い分けて楽しんでみて下さいね!