血尿と腰の激痛で意識を失い、救急搬送された私。
痛み止めのモルヒネを打たれて朦朧とする意識の中で
「このままNYに居続ける意味ってあるんだろうか？」
と、考え続けました。
「この街で暮らし始めて１０年近く。充分にコキ使われたよね・・・
体を壊してまで、私は一体、何を求めているんだろう？」と。
心も身体もボロ雑巾のように感じていました。
久し振りにかけた国際電話の向こうから
「そろそろ帰って来たら？」という家族の一言。
決心しました。「日本に帰ろう！」と。
そう決めたら行動が早い私です。
１か月間の内に、家財全てをフリーマーケットで処分して、
スーツケース一つで帰国しました。
過去１０年間に一時帰国したのは２回だけ。
それも滞在は１週間ほど。
長い間のお留守に、浦島太郎子状態の私でした。
帰国して数年間の話は割愛しますが、
漸く方向性を定めて独立したのは３１歳の時でした。
ファッションデザイン企画会社として、
デザイン提案、海外での商品買い付け、
ショップ立ち上げ、ファッションコンサル、
何でもやりました。
一番情熱を傾けたのはホテルユニフォームのデザインの仕事でした。
良いチャンスを沢山頂き、
デザイナーとしての夢は充分に叶えた、と感じました。
そして次に沸き上がったのは
「装いに悩む女性のサポートをしたい！
今までの豊富な経験がきっとお役に立つはず！」という想いです。
女性達のパーソナルなニーズに応えるために、
サロン・マリリンを主催することにしました。
今から１０数年ほど前のことです。
実に多くの素敵な女性達との出会いを頂いたこの間、
５０００名を超える方々の好印象作りをサポートしながら、
診断・分析方法についていつも考えていました。
多様性と奥深さを秘める女性達の好印象作りを論理的にサポートするには、
既存の診断方法だけでは物足りなさを感じていたのです。
私が得た長年の貴重な経験をひも解きながら、
自分なりに作ってきたもの。
ようやく機が熟して誕生したのが「好印象スター診断®」です。
有名企業の名前やブランドで物を選ぶ時代から、今は「人で選ぶ」時代です。
しかも容易に起業ができる今、多くの女性起業家の中から、
どうすればお客様に選んで頂けるのか？
賢い女性はスキル・知識に加えて、
好印象を戦略的に使おうとしています。
そのための包括的な印象診断メソッド、それが「好印象スター診断」なのです。
自分の印象のベースを見つけ、
それを戦略的に使うにはどうすれば良いのか？
それを知る必要があるのです！
私のファッション業界人生の総決算。
それを多くの方々の為に役立てて頂くための道が
今、目の前に広がっているのが観えています。
