服選びが苦手、似合うものがわからず迷う時の解決策

今回は、服選びが苦手な方へ向けて
似合うものがわからず迷う時の解決策についてお話します。
 
こんにちは。
好印象プロデューサーの原田眞里です。
 
 
「仕事において、きちんとした印象作りが必要なのですが
服選びが苦手で面倒です。
似合うものがわからないので迷うし、お買い物は疲れます。」
と、先日お声を頂きました。
 
「え、わたしもです~~~!」
って、声があちこちから聞こえて来るようです。
 
そんなあなたのお悩み解決のお役に立てるよう
ファッション業界歴40年の立場からまとめてみました。
是非参考にして下さいね。
 
 
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【目 次】
1.服選びが苦手な理由
2.準備編:お買い物前に意識する事 
 *自分の体型を把握する
 *自分に似合う雰囲気を把握する     
 *どんな印象を作るべきか明確にする
 *買うものを決める
 *ファッション誌を見ておく
 *ショップの下見をする     
3.実践編:上手にお買い物する方法
 *信頼できる人に服選びを依頼する 
 ショップ店員さんにアドバイスを求める
 ファッション誌に掲載の通販を利用する
 *ユニフォームを利用する
4.まとめ
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1.服選びが苦手な理由

多くの方々に共通する
服選びが苦手な理由は5つあります。
 
*自分のセンスに自信がない、オシャレにあまり興味がない
*自分に似合うものがわからない
*自分の体型、見た目に自信がない
*ショップや服の種類が多すぎて目が回る
*ショップ店員さんの接客が苦痛、緊張する
 
ザっとこんな感じです。
そもそもオシャレ大好き♪
だったら最初っから苦労はしませんよね。
興味がなければ研究する気にならないでしょうし
何を見ても似たような感じ・・・と捉えてしまうのですよね。
 
何が似合うかわからない方、
体型に自信の無い方もとても多いです。
でもハッキリ言って、パーフェクトな体型の人なんていません。
皆~んな、どこかしらにコンプレックスを持ってます。
体型に自信がないのは、ごく普通のことですよ。
 
確かにショップも服の種類も多くて、
どこに行けばよいか?何を選べば良いか?
分かりませんよね。
勇気を出してお店に入っても、店員さんとの応対は苦手だし、
試着したら買わないとだし・・・?
 
 
このようなお悩みは、記事を読み進んでいただけば
おそらく全て解決できると思いますよ!
 
 

2.準備編:お買い物前に意識すること

苦手な服選びを少しでもラクにするには、やはり準備が必要です。
「着るものないから、何か買わなきゃ・・・」的に
ただやみくもにお買い物に行っても疲れるだけです。
 
準備で必要なことはこちらの5つです。
上から順番にやってみて下さいね。
 

■自分の体型を把握する

 
自分の服のサイズ、分かりますか?
号数で言うと、たとえば7号、9号、11号、13号・・・とありますが、
身長160CM前後、体重48kg前後で、肉付きはごく普通かな?
と思う場合は9号です。
 
S,M,L,LL の分類なら、9号~13号が大体Mサイズです。
 
サイズ的にはごくごく普通と思われるけれど、
すごくお腹が出てる、腰幅が広い、肩幅が広い、
バストが大きい・小さい
背が低い・高い・・・などなど
自分の体型的な特徴を、客観的に把握することも大切です。
服選びの際の注意点にもなりますのでね。
 
 

■自分に似合う雰囲気を把握する

自分に似合うものは分からなくても
どんな雰囲気の服が似合いそうか?
ザックリで大丈夫です。
これも把握できていると良いですね。
 
たとえば・・・
エレガントで女性らしい雰囲気、
クールでカッコイイ系の雰囲気、
大人っぽくて落ち着いた雰囲気、
どんなタイプの雰囲気が似合うか?
何となく分かっていると選びやすいですね。
 
自分では良くわからない場合は
親しい友人や家族に聞いてみて下さい。
 
 

■どんな印象を作るべきか明確にする

準備の中でとても重要な事があります。
それは仕事においてお客様や生徒さん方に
どのような印象を与えたいと思うか?与えるべきか?
ということです。
 
例えば・・・
主婦の方々を対象としたお教室の先生であれば
親しみやすく柔らかい印象。
セミナー講師、コンサルタントであれば
誠実で信頼感のある印象。
 
そんな感じを与えられると良いですよね。
それによって選ぶべき服も違いますので
ご自分のお仕事や立場に応じて考えてみて下さい。
 
 

■買うものを決める

「着るものが無いから、何か買わなきゃ!」と
何も決めずにお買い物に行くのが一番疲れるはずです。
 
必要なものはスカート?パンツ?それともトップス?
もしくは特定の場所に着て行くスーツ?ドレス?
それらに組み合わせるための、他の何かは必要か・・・
 
上の3項目で頭の中の整理が付けば
必要なものはおおよそ検討が付くと思います。
 
たとえば「夏の仕事着が必要」と思う場合。
 
パンツはお気に入りがあるけど
猛暑で役立つ涼しげなスカートが必要だわ!
トップスはコレと、アレと、ソレがある。
でも、ブラウスが古いから買い換えよう。
 
と、手持ちアイテムを見ながら考えると整理できますね。
ここまでくれば
お買い物時間も体力も気力も、かなりセーブできるはずです。
 
 

■ファッション誌を見ておく

 
必要なアイテムが決まったら
ファッション誌に目を通しておくこともお勧めします。
本屋さんには失礼ですが、立ち読み程度で充分です。
美容室に行ったときに目を通すのでも良いですね。
 
今シーズンの人気アイテムとか
注目の着こなし方とか、色とか・・・
 
「ふ~ん、こんな感じって良さそう」と思う程度がベストです。
「これが欲しい!」と、思い入れが強くなりすぎると
お目当てがショップにない場合もあるので
逆にストレスになる場合も~(笑)
 
 

■ショップの下見をする

 
ショップの下見をしておくと良いですよ。
おススメはショッピングモールや駅ビルのように
沢山のショップが集まっているところです。
 
もちろん百貨店も良いです。
ただ百貨店によっては、売り場が編集型になっている場合もあり
服選びが苦手な人には、やや見ずらいこともあり得ます。
 
ただ「ミセス服」「キャリア服」などと
フロアーごとに区分けされているので分かりやすいとも言えます。
前述した夏の仕事着なら「キャリアゾーン」で探します。
 
 
さて、モールや駅ビルなどに行ったら
ザ~っと外から各店内の感じをみて
「良さそう」と思ったショップにチェックを入れます。
お気に入りは3~5店舗くらいに絞っておきます。
 
ポイントは、
*マネキンのディスプレーが「いいな」と思うこと。
*「カッコいい♪」と感じるショップ店員さんがいるお店です。
 
ショップ店員さんは「歩くマネキン」です。
その店のイチオシを上手にコーディネートして着ているので
あなたの好みが反映しているというワケですね。
そして外から眺めるに、トップス、ボトムス、小物類などの
単品アイテムが豊富にありそうなショップを選ぶことです。
単品アイテムが豊富にあるショップなら、
1店舗で必要な物全てがそろう可能性があり、便利です。
 
 

3.実践編:どのようにお買い物するか

さて、準備ができたらいよいよお買い物ですが、
上手にお買い物をする方法、上手に服を選ぶ方法
大きく4つあります。
 
 

■信頼できる人に服選びを依頼する 

 

 
一人でのお買い物に自信がない場合は
それなりにセンスの良い親しいお友達、又はご家族
お買い物に付き合って頂きましょう。
 
あなたをよく知っている親しい人なら
遠慮なく意見を言ってもらえる、
気兼ねしなくて済む、
お財布事情も分かってる、
などと言う利点がありますね。
 
 
ただ、そういう方に
お買い物同行を頼む場合にありがちなのは・・・
 
あなたに相応しいものと言うより、
その方が好むものを勧めがち
だということです。
 
その点、ファッションのプロは客観的です。
 
「ショッピング同行」という方法で
お客様であるあなたの良さを引き立たせるもの、
お仕事の内容や目的に応じて適切なものを
ご予算等を含めて様々な角度から検討して提案します。
 
 

■ショップの店員さんにアドバイスを求める

 

 
自分一人でお買い物する場合は
ショップ店員さんにアドバイスをもらいましょう。
 
 
準備編でお話したことをやっておけば、
かなり頭の中の整理はついていると思います。
 
「良さそうだな」と思うショップに入り、
感じの良さそうな店員さんにまず要望を伝えます。
*何の目的で、何を探しているのか
*どんな印象を作りたいのか
*希望があれば雰囲気、色、シルエットなどをわかる範囲で。
 
提案してもらったら
*それが、なぜ良いのか
*他の提案はあるかどうか
それらを確認して
1着だけでなく複数枚を試着しましょう。
一着だけだと比較検討できないからです。
 
試着したら、ほぼ間違いなく
「お似合いです♪」と言われます。
すぐに鵜呑みにせず(笑)
全てを試着して
 
*この中で一番にあうものがどれか、を聞きましょう
気に入らない場合はハッキリ伝え
他に提案があるかを聞きましょう。
 
*気に入った場合は、
サイズ的にフィットしているか?
お直しが必要な個所があるか?
聞きましょう。
 
またカッコイイ着方や、他アイテムとのコーディネートの仕方、
組み合わせるに相応しいアクセサリーなども質問します
 
これらは購入する、しないは関係なく
自分の学びの為にする質問です。
分からないことは何でも聞きましょう。
素材のこと、お洗濯方法・・・
何でも聞いちゃいましょう。
 
ショップ店員さん達は、お客様のサポートのために
お店にいるのですから
積極的に質問して、上手に付き合ってみて下さいね。
 
 
そうそう、試着している最中に「いかがですか~?」
と外から声を掛けられてアセる~!ってありますよね。
そんな時はゆっくり一言「もう少し待ってくださ~い」
って言えば大丈夫ですよ。
 
試着して、結構気に入ったけれど
「他のショップも見てから決めたい」と思う場合は
「他も見たいので1時間ほどお取り置きをお願いできますか?」
って聞いてみましょう。
セール時期は無理ですが、通常であれば問題ないはずです。

 

売りつけられそうで怖い!
勧められたら断れない!
試着したら買わないと!
と緊張する必要はまったくありません。
購入の主導権を持つのはあなたであることをお忘れなく。
  
 

■ファッション誌に掲載の通販を利用する

どうしても時間が無くて、お買い物に行けない、出かけたくない。
そんな場合に便利なのが
通信販売、ネット販売です。
 
ネット販売は、こなれた値段は有難いですが、
画像と実物にかなりの差がある場合もあり
試着もできないので、ある程度の失敗は覚悟の上ですね。
私も超ガッカリ・・・な経験アリです(笑)
 
同様に試着はできませんが、おススメなのは通販です。
特に、ファッション誌に掲載の通販です。
 
「○○誌オリジナル商品」という位置づけなので、
今シーズンのトレンド商品を、お手頃価格で入手できます。
テイスト的には、今はやりの「きれいめカジュアル」が中心で
ウェアーからアクセサリーまで色々あります。
 
誌面上にはコーディネートのやり方も載っているので
分かりやすく、失敗も少ないでしょう。
 

■ユニフォームを利用する

仕事においてきちんとした印象を作る必要があるけれど
どうしても服選びを面倒と感じる、
そんな場合の解決策として
ユニフォーム化する、という考え方があります。
 
もともとユニフォームの重要な役割の一つは、
特定の職業や、企業のイメージを明確に統一して発信することです。
 
白いドクターコートを着ていれば「お医者様ね」とわかる。
金モールのついたジャケットを着ていれば
「ホテルのスタッフね」とわかる。
という感じですね。
 

 
それを個人に利用すれば「トレードマーク」になり得ます。
 
例えば
アップルの創始者である、スティーブ・ジョブスです。
 
黒のタートルネックにジーンズ。足元はナイキのスニーカー。
と言えばスティーブ・ジョブスですよね。
そんなふうに「○○さんと言えばこの格好」
というイメージを創り上げるという方法です。
 
ただ、スティーブ・ジョブスの黒いタートルネックが
ISSEY MIYAKEの特注品であったように
何かこだわりがある方が深みが出るのと
「これは私のトレードマーク」だからいつも同じなの!
と言う事を周りに理解してもらう必要がありますね。
 
でないと・・・
「着替えてない疑惑」が持ち上がりますから注意しましょう(笑)
 
 

4.まとめ

ここまで読んで頂いて、いかがですか?
 
*自分のセンスに自信がない
*似合うものがわからない
*自分の体型、見た目に自信がない
*ショップや服の種類が多すぎて目が回る
*ショップ店員さんの接客が苦痛、緊張する
服選びでのこんなお悩み解決のお役に立てましたか?
 
 
たとえオシャレにあまり興味がないとしても
周りから着てるものを褒められたり
「あれ?何か変えた?」と変化に気付いてもらえたりすると
何だか嬉しくなって、装うことの楽しさに目覚める
と言うことも充分ありえます。
 
服を選ぶ時、まずは準備をしましょう。
準備することで頭の中の整理がついて
実行に移す時に無駄なストレスから解放されます。
 
自分の体型を把握する
自分に似合う雰囲気を把握する
*どんな印象を作るべきか明確にする
買うものを決める
ファッション誌を見ておく
ショップの下見をする
 
そして実践するときは、自分に合った方法で
目的に応じた服を選びましょう。
 
*信頼できる人に服選びを依頼する
ショップの店員さんにアドバイスを求める
ファッション誌に掲載の通販を利用する
*ユニフォームを利用する
 
このようにして
服選びは苦手・・・から、ほんの少し抜け出して頂けると嬉しいです。
 
すべてを自分でやらなくても
苦手な事は得意な人におまかせするのも良いと思います。
頼られた人は、またそれが嬉しいのですから。
 
 
 

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