黒なら何でも良いのでしょ?では恥かく喪服

喪服の選び方やルールについて、ちゃんと把握しておられますか?

 

こんにちは。

好印象プロデューサー 原田眞里です。

 

 

装いや印象作りに関しての「日頃のお悩み」を募集した中で

頂いた一つが「喪服の選び方」です。

今回はこちらについてお答えしたいと思います。

 

 

どのようなものを選ぶべきか?は
年代によってもある程度違いがありますが

ここでは主にアラフォ―、アラフィフの方々に向けてお話します。

 

そもそも喪服とは、
近しい方を亡くした自分が
悲しんでいることを示すための服装です。

 

そう理解すると「黒なら何でも良い」
とは決してなりませんよね。

 

華やか、きらびやかとは真逆の
地味で控えめなものが相応しいのは当然です。

 

 

私事ですが、こんな経験があります。
15年以上前の父の葬儀の時でした。

遠い親戚のチャーミングな叔母が参列されたのですが・・・

 

黒は黒でも、ボリュームのあるふんわりスカートに
フリルのついたブラウスという上下。
しかも光沢のあるサテン素材でした。

 

「あれ?パーティーウェア…?」

と思ってしまったのを覚えています。
 

きちんとした喪服は常備しておくべきだわ!

とその時思いました。

恥をかかないためにもです。

黒であれば何でも良い、というわけではないのですね。

 

 

さて、アラフォー、アラフィフは
自分の祖父母、両親を見送ることが増えてくる年代です。

 

家庭や仕事の立場。そして体型の変化にともなって
20代、30代に着ていた喪服では
ちょっとそぐわないとも感じますよね。

 

「だけど着る機会は少ないから…昔のでもいいか~」

などど言わず、新たに購入される場合は

これから20年位は着れそうな

シンプルでオーソドックスなデザインのものを選んでください。

 

そして年齢相応にグレード感の高い物をお勧めします。

 *黒色の濃い、素材品質の良いもの。
 *長い間使えるオーソドックスなデザイン。
 *ある程度サイズにゆとりがありながらもスッキリ見えるもの。
 *スカート丈は膝丈を。短いよりは長い方が上品に見えます。

 

これらをポイントに選んで下さいね。

購入先は、百貨店などの喪服コーナーが一番安全に選べます。

小物も一緒に揃いますし。

 

ではアイテムごとのマナーについてお話します。

 

喪服
全身黒のワンピース+ジャケット、スーツ、又はツーピース。
・素材は光沢感のないもの

・シースルーでないもの
・袖のあるもの
・スカート丈は膝上でないもの
・衿開きが広くないもの
が相応しいです。

 

コート
黒、濃いめのグレー、紺などの
シンプルで地味なデザインのもの。

毛皮類、革製は殺生を連想させるので避けましょう。

 

ストッキング
黒のストッキング。
タイツは避けます。

 

シューズ
シンプルな黒の中ヒール~ローヒール。
ヒールが高い、細すぎは避けます。

歩くとカツカツ音がするものも避けます。

 

バック
光沢や飾りのないシンプルな黒。

 

ザックリ、こんな感じです。
 

 

 

葬儀や喪服について知っておくべき事は諸々ありますが、

葬儀の場は「正しいマナーを披露し合う場所」
ではありません。

 

最も大切なのは
亡くなった方に弔意を示し、
ご遺族の心によりそうことです。

 

その気持ちを大切に、お見送りに
参加されことが望ましいですね。

 

  ***

 

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